CHART-DATE : (1998/01)
作品
平和の使者
… ピースメーカー

(監督:ミミ萩原)


お話

 そんな安手でばっかりあがりやがって、勝ち逃げは許さんっ。


お話

 実は全然期待なんかしていなかった。もともとスピルバ印の映画って詰めの甘い大味な作品、あるいは賞を意識したヒューマンドラマばかりで、俺琴線に触れることなどなかったのだ。てなわけでピースメーカーも単なる話のタネ程度のつもり。そんな感じで観に行った。
 で。序盤戦は、“あ〜やっぱり”てなもんで。なんか展開がたるい(森林を走り抜ける汽車とか強奪部隊の暗視ゴーグルとかのディテールはそれなりにいいが)。結局ハリウッド製大鑑巨砲映画はダメダメか。と思った次第。

 が、あにはからんや。舞台がアメリカに移ってから俄然良くなってくるのだ。ようするに主人公が登場してからだね(そりゃ、ヒーロー系アクション映画なわけだから、主人公が出ても鳴かず飛ばすなら大問題だけど)。
 てな感じで捕まれて、あとは一気に話は進む。ミサイルを追いかけて追いかけて、たたみかけるようにヤマ場が続き、クライマックスに向けて収束していく(プロットがやや分かりにくい気もするが、それは俺が東欧事情に疎いせい?)。
 難をいうと緩急の“緩”の部分の演出がちょっとたるい/くどい気がしたのだが、鼻につく程でもない。もしかしたら上映時間がちょっと長いのかもしれない。もう少しブラッシュアップしてもいいようにも思う。

 ともあれ、お気楽に楽しむ分にはちょうどよかった。やっぱ期待して映画を観ちゃイカン。無心にこそ楽しいひとときの秘訣ありってことですね。


お話
  1. 「リアルな007」って紹介をどこかでしていたらしい。でも、それって「ジャックライアン(byトムクランシー)じゃねぇのか? ようするに。つまりはハリウッドお得意の軍事サスペンスアクション映画ってことなんだろう。
  2. とにかくニコールキットマンがいい! いやホンットにいいんだ。可愛らしくて凛々しくて、超アイラビュー。スーツな女性に弱い身としてはね。(あ、クルーニーもよかったんですけれど)

お話
★★★ ☆☆

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