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面掛行列

MENKAKE-GYORETSU


『鎌倉で祭を観よう〜面掛行列〜』

 予約をしてほぼ1年近く。ようやく我が家へ安原一式がやってきた。なにしろLマウントをやるとオレに決定させたカメラである。よしよし、さっそく試してやらんとね。なに? 鎌倉で祭がある? 異形のお面が街を練り歩く? よし、被写体はそいつだ。
 というわけでカメラの師匠南亭さんと江ノ電長谷駅で落ち合い、いざ鎌倉(あ、もう鎌倉か…)


(1)準備の気合い
 面架行列が行われる御霊神社では祝詞や祈願などが行われていた。
 そのころ、町の氏子達は数時間後に控える行列の準備に余念がない… と思ったら世間話やお茶や酒に余念がない。まあそんなもんだろう。


(2)足袋を履くにも一苦労
 行列のお囃子隊となる町の子供達も準備準備。普段履き慣れぬ足袋を履くのにも悪戦苦闘といった感じだ。


(3)よいかなよいかな
 異形の面の行列は神社から駅まで練り歩く。素朴でどこかおかし味のある面は見ていても楽しい。そしてどこを切り取っても絵になる。


(4)お供は獅子の面?
 それにしても休日ということもあって見物客の多いこと。写真を撮ろうにもどんどんフレームに入ってくる。が、逆にそれが味になることもある。


 一式の使い勝手はちょっとクセはあるものの、まあまあ満足のいくものだった。いままでの内面反射に苦しめられた日々から開放され、さあバシバシ撮るぞ。と思ったら、せっかくこのカメラのために買っておいたニコン35mmf2.5の距離計が連動しないことがわかりガックリくるのだった。まあ、50mm用のカメラとして活躍してもらおうか。


date1999/09/18
locationKAMAKURA

camera 安原一式
film KODAK TRI-X 400


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